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ギョ~カイ裏話~うさぎの生活まで

冬の会津磐梯山

前のブログで撮影中に危険な事に遭遇した事を書きましたが、今回はその第二弾です。

やはりフジテレビの土曜日に放送していた「週刊スタミナ天国」というバラエティー番組で冬の会津磐梯山に撮影に行った時の話です。

FC0012.jpg

撮影内容はこうです。
会津で修行中のお坊さんが京都の比叡山に弟子入りすることになり、今までお世話になっていた、お寺のおしょうさんに何かお礼をしたい、気持ちを伝えたいと言う事で番組に依頼がありました。
番組では、気持ち→きもち→もち→餅。冬の磐梯山の山頂まで徒歩で登り、山頂の雪解水を使い臼と杵で餅をついて、それを食べてもらうという、いかにもバラエティー番組的発想の撮影内容でした。

撮影スタッフは全て雪山の素人でしたので山岳救助隊を連れて磐梯山の山頂まで登山撮影開始です。
登り始めは天気も良かったのですが途中から雪が降り始め、しばらくすると吹雪になりました。
山岳隊の判断で本当の山頂は、あきらめて写真右側の山の山頂で餅つきロケの撮影を敢行。
最悪の条件の中で、ついたお餅は決して美味しそうではありませんでした。

FC0013.jpg

今、下山するのは危険との事で岩の陰で天気の回復を待ちました。
まさか雪山で遭難?
そんな事も考えました。その時でした。
突然、目を開けていられないくらい眠くなり、このまま寝てしまいたいという気分に襲われたのです。周りのスタッフも同じような気分の人がいて中にはすでに寝ているADさんもいました。
誰かに「寝たら死ぬぞ!」っと叫ばれて我に帰りました。


しばらく天気の回復を待っていたのですが、いっこうに良くならず危険だからと下山を開始しました。
視界も悪かったのですが山岳隊が先頭で「急げ急げヤバいヤバい」と、どんどん先に下山
重い撮影器材を持っていた私たちは早さに付いていけず取り残されてました。
山での遭難時の鉄則の山を登れ!は、全く考える事も出来ず撮影クルーだけで固まってゆっくり下山。
そのうち運良く天気が回復し途中で山岳隊と合流する事が出来ましたが、
意味ないじゃん!!って感じ。
結局自分を救うのは自分自身でした。

そんなこんなで撮影の最後におしょうさんに、お餅を食べていただだこうと寺に戻ると
おしょうさんは何も味の無い冷たいお餅を、おいしいおいしいと涙を流しながら食べていただきました。

磐梯山の雲行きが悪く私たちの危険を感じた、おしょうさんはずっと、お経を上げ続けていたそうです。

最後に感動的な撮影が出来ましたが途中は本当に駄目かと何度も思いました。
バラエティー番組の撮影でも結構危険な目にあっているんですよ。




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プロフィール

HIDE BASE

Author:HIDE BASE
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カメラマン HIDE BASE(N)です。

ビデオの撮影を仕事にして20年余り、年数だけは ベテランカメラマン(笑)
報道、ドキュメンタリー、バラエティー、料理、旅番組、舞台、コンサート、再現ドラマ、プロモーションビデオ、企業ビデオ、CM,個人ビデオ撮影など各種の撮影を経験してきました。

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